その後、Send a massage…と書いてあるチャットボックスに日本語で別の質問をしてみると、まるで誰か専門家が書いているのでは?と思うような文章が間髪を容れずに返されて来る点は素晴らしいが、中には『ちょと変だぞ!』と頭を傾げる内容のものも結構ある。
例えば、千葉県XXX町の名産品は何ですか?
と入力してみたところ
千葉県XXX町の名産品にはいくつかありますが、代表的なものは「メロン」です。XXXメロンは、砂糖度が高く、果肉がみずみずしくて甘いのが特徴です。また、果皮が薄くて食べやすく、夏には多くの人々に愛されています。XXXメロンは全国的にも有名で、贈答用としても利用されています。
と返されてきたのでびっくり! 知らない人なら信じてしまいそうな真っ赤な嘘なのだ! この町に長年住んでいるけどこれは明らかな間違いだ。
ところで、今年中学生になった孫娘の入学祝に何を贈ったら良いのか、男家系に育ったじじいには見当もつかないので悩んだ末、結局はご祝儀に落ち着いたのだ。
でもこんな時、ChatGPTに聞いたらどんなふうに帰ってくるのだろう?・・と試してみた。
すると、
入学おめでとうございます!中学校への入学祝いには、以下のようなアイデアがあります:
- 文房具セット:中学校では、ノートやプリントなどをたくさん書くことになります。孫娘が使いやすいペン、鉛筆、消しゴム、定規、ホッチキス、ノートなどをセットにして贈ると良いでしょう。
- バッグやランドセル:中学校では、学校の教科書や文房具、部活用品などを持ち運ぶ必要があります。かわいらしいデザインのバッグやランドセルを贈ると喜ばれるかもしれません。
- 音楽プレーヤー:孫娘が音楽好きであれば、音楽プレーヤーを贈ると喜ばれるかもし・・・・・
と、一瞬のうちに幾つかのアイディアが20行近くの見事な文章にまとめられて返ってきたので感動したのだが、よく見るとランドセルと書いてある!
『中学生にそれはないだろ!』と思ったが、このアプリの冒頭には
May occasionally generate incorrect information
と書いてあるから間違いがあることを前提に使う必要があると言うことだ。
内容をうかつに信じる事なく、よく検証して利用できるところを最大限利用すると言うスタンスでこの対話型AIを使いこなすなら、様々な分野で効率化を図る手段になり得るかも・・と思った次第。
日本人でもこんな文章を咄嗟にまとめて書くのは容易でないと思うから『叩き台』として利用するのも有りかも・・・である。