夏休み、オリンピック、お盆と続いて人の流れが増えたせいか、感染拡大が爆発的に急増し医療崩壊に陥って不安が募るばかり。
やり切れない気持ちでひたすら家に閉じこもっていたのだが、もう8月も終わりに近づいているのにずいぶん長いこと田園や里山の様子を見ていないことにふと気づき、そういえば毎年見に行ってるキツネノカミソリの時期は過ぎたがともかく様子を見てこようと、蒸し暑い中房総風土記の丘に出かけてみることにした。
途中の印旛沼近くの田んぼ！ もうすぐ稲刈りが始まりそうな雰囲気だ。
房総風土記の丘に到着し、古墳が点在する里山の散策開始。
草むらを歩いていると、群生するキツネノマゴに小さなハチやチョウが集まっていた。
この怪物のような顔のチョウはなんだろうとよく見たら、どうやらお馴染みのチャバネセセリのようだ！
久しぶりにキンミズヒキに出会った。ちょっと感激！
このヒヨドリバナもなんだか久しぶりに出会ったような気がしてうれしい！
ワレモコウもあった！
これはツリガネニンジンだ！
何かと思ったらツルボだ！ この花の時期は今頃だったかなあ？
去年見たのは8月18日だったからもう終わったかと思っていたキツネノカミソリがまだ咲いていた！
形の整ったツリガネニンジンがあった！
羽を広げた4センチ位のチョウを見つけた。 模様から判断するとダイミョウセセリのようだがセセリチョウの仲間としては大きい！
またキツネノカミソリを見つけた！
夢中で蜜を吸うチャバネセセリ。30センチ位まで近づいても逃げなかった。
アキノタムラソウも咲いていた！ この時期この花を見ないと始まらない。
またキンミズヒキに出会った。でも昔に比べたらずいぶん少なくなったような気がする。
久しぶりの散策で足が重いうえ、蒸し暑くて汗びっしょりだったが、人に会うこともなくこんなに季節の草花に出会えてよかった。
カメラ：X-T4、レンズ：XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR
