太平洋側の今年の冬は雨が少なく連日の冷たい北風でカラカラ状態が続いていたが、明日辺りから雨模様との予報。そういえば西印旛沼湖岸の師戸城址のサンシュユが咲いている時期だ・・・とふと思い出し、天気が崩れない内に見に行ってみることにした。
千葉県立印旛沼公園の師戸城址を訪れるのは何年ぶりだろう?
駐車場脇で見覚えのある黄色い花が目に入った。はてなんだっけ?とさっそく画像検索したところ、
これはヒメリュウキンカだった! このところ一段と記憶力が低下して栽培種はすぐ忘れてしまう。
遊歩道脇のヒイラギナンテンが咲き始めていた。昔ここでこの花を撮った記憶があるが、咲ききったところをまだ見たことがない。
一時期見る影もなかった梅林が見事に復活していたのでびっくり!
こんなに綺麗に咲いてるとは予想外、 来てみて良かった!
傍らでロウバイもまだ綺麗に咲いていた!
城跡の一番奥へ向かうと、
お目当てのサンシュユの煙るような黄色が目に入った。 撮影記録を辿ってみたら六年ぶりだ!
20年位前は人の背丈ほどだったのに、4mくらいに伸びた枝ごとに小さな花をいっぱいつけている!
もともとサンシュユはミズキ科ミズキ属の中国・朝鮮原産の植物で、江戸時代中期に薬用として入ってきたという。そういえば以前我が家の庭のサンシュユが秋になると1.5cmぐらいの楕円形の赤い実がなっていたことを思い出した。
それにしてもこの花はなんとも可愛い!
すぐ後ろに見えるのは西印旛沼。戦国時代、この師戸城は対岸の臼井城の出城として機能していたらしい。
広大な西印旛沼の絶景。 対岸に佐倉市、オランダ風車小屋も見えている!
カメラ:X-T4、レンズ:18-300mm F3.5-6.3 Di Ⅲ-A VC VXD