2023年10月14日土曜日

本佐倉城址の秋

あっという間に季節は通り過ぎていくのに歳とともに体がついて行けなくなってきた。 それでも10月の半ばともなると田園の秋を見逃してしまいそうでうかうかしていられない気持ちになって来た。
ふと思いついたのが我が家から1.5kmくらいの所にある戦国時代の北総地帯を支配した千葉氏の居城、本佐倉城址とその付近の田園。明日は雨というから今日のうちに見てこなければ・・と行ってみることにした。


城跡に入ってまず最初に目に入ったのがお茶の花! 何となくこの花を見ると懐かしい。


城の虎口から干拓田を眺めると、戦国時代は印旛沼が広がっていたことがよく分る!


辺りは心地よい秋の色に染まっている!


足元でオナモミ発見! これを相手に投げつけて遊んだ子供のころを思い出す。


秋の陽差しが心地よい!


この時期あちこちで見かけるヨメナ! 珍しくもないがこの花を見ると心が和む。


チカラシバの大群落、これは凄い! 


これはツユクサの花の跡! こんな状態になったのをじっくり見たことはなかった。


季節感あるこの淡い黄色の花はアキノノゲシだ! 


田んぼの淵で見つけた可愛いミゾソバ


まさにこれが秋の季語、ひつじ田だ!


ミゾソバの大群落発見! 遠くの湿地で薄ピンクに輝く帯を望遠で覗いたらミゾソバだったが、残念ながら近寄ることができなかった。


昔の記憶を頼りに探して見つけたキツリフネ! この辺りにはめったに来ないので八年ぶりの再会。


城跡の森の中で見つけたウド


これも城跡の森の中で見つけたアオイトトンボ! 群生していた真っ赤なミズヒキにカメラを向けていたら飛び込んできた。

城跡の散歩を終えて家に帰ってきたら良い香りが漂っていることに気がつき、お隣の金木犀の木を見てみると、

見事に花をつけていた! 
例年だと10月1日になると計ったように香りが漂って来るのに今年はどうなってんの?・・と思っていたが、 9月末まで猛暑が続いた影響かもしれない。

カメラ:X-T4、レンズ:18-300mm F3.5-6.3 Di Ⅲ-A VC VXD