2025年6月21日土曜日

ネジバナが咲いてた!

昔学校で習った松尾芭蕉の俳句「象潟や雨に西施がねぶの花」の風情に惹かれて好きになった合歓の花が、1週間ぐらい前にお隣の庭で咲いていることに気がついた。

これがその時のお隣の合歓の花! 

そういえばこの花が咲く頃はネジバナが咲く季節でもあることを思い出した。
咲くのを楽しみにこの花を植えておいたプランターを探してみたが、今年は全く芽を出さなかったので落胆していたのだが、


今朝、庭の片隅の草むらで一輪だけ咲いているネジバナを妻が見つけた! こぼれ種が芽吹いたようである。


暑くて散歩に出る気にならないので今年はこの花に出会うことはないかも・・と思っていたのだから


こうして撮ることが出来てなんとも幸せな気分!

カメラ:X-T4、レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

2025年6月16日月曜日

化粧を始めたハンゲショウ!

庭のあちこちで背丈50cmくらいに成長したハンゲショウが、まだ6月の半ばというのに葉先がおしろいを塗ったように化粧し始めていることに気がついてびっくり、今年は随分早いんじゃないかなあ・・と思った。
というのもこの草の名は、 暦の上では24節気の半夏生(夏至から11日目、 7月1日前後)の頃に決まって葉先が白くなり花を咲かせることに由来するもの・・と思いこんでいたからだ。


ところが図鑑を確認してみたら「そういう説もある」という程度の話らしい。


でも、昔に比べて温暖化が進んだせいで早まっているのかも・・とも思えるが、


過去15年間ぐらいの撮影記録を調べてみたところ、 6月中旬に撮った年が6回、下旬が6回、 7月上旬は3回しかなかったから、どうやら24節気の半夏生とは直接関係がなさそうな気がしてきたが、夏が近い梅雨時の季節感を感じさせてくれる草であることには違いない。

カメラ:X-T4、レンズ:XF35mmF1.4 R

2025年6月12日木曜日

宗吾霊堂のアジサイ

一年前に発症した体の異常が一向に良くなる気配がないので係りつけ医の紹介状をもって日赤病院を訪れ診てもらったら、 4日間の手術入院する必要があると告げられ早速入院。
切腹手術後まだ1週間に満たないが、手術の経過は良好で無理しなければ出歩くのも問題なさそうな感じがしたので宗吾霊堂のアジサイを見に行ってみることにした。
このところ梅雨のような雨や曇りの日が続いているので紫陽花には好条件、きっと綺麗な花が見れるに違いないと期待したのだ。
まだ傷口が気になるのでカメラが重くならないように焦点距離35mmの明るくて軽いレンズを装着し、境内裏手の紫陽花園をいつもよりゆっくり巡ってみた。


やっぱり紫陽花の落ち着いた雰囲気は良い!


雄しべを伸ばしたこの細かい群れが本当の花なんだよな!・・と改めて感嘆!


なんとも魅惑的な色!


最近はこんな可愛い花もよく見かけるようになってきた!


望遠やマクロレンズでは出ない奥行きがいい感じ!


ボンボンのようなこんなアジサイを見るのは初めてかも!


アジサイはこんな静かな雰囲気が良く似合う!


この薄紅色の紫陽花がきれいな時期は本当に短い。いい時に見に来たようだ!


大好きなガクアジサイ。 自分の中ではアジサイはこれだ!


カシワバアジサイもこの園内では今最盛期になっていた。


最初のうちはどんより曇っていたが帰り際は幾分空が明るくなっていた。

歩き始めたときはなんとなくふらつく感じで足元が不安だったがそのうち慣れて来た。それにしてもこの時期はやぶ蚊の季節、対策するのを忘れていたのであちこち刺されて痒かった。

カメラ:X-T4、レンズ:XF35mmF1.4 R